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夏になると、多くの飼い主さんが悩むのが散歩のタイミングです。
天気予報で気温を確認していても、
「28℃なら大丈夫?」
「朝なら暑くない?」
「30℃を超えなければ平気?」
と迷ってしまいますよね。
実は、犬の散歩は気温だけで判断するのは危険です。
犬は人より地面に近い場所を歩き、汗もほとんどかけません。
だからこそ、人が「まだ大丈夫」と感じる日でも、犬には暑すぎることがあります。
この記事では、犬の散歩は何度から危険なのか、そして本当に確認したいポイントを分かりやすく紹介します。
犬の散歩は何度から危険なの?

まずは一般的な目安を見てみましょう。
| 気温 | 散歩の目安 |
|---|---|
| ~20℃ | 比較的散歩しやすい |
| 20~25℃ | 様子を見ながら散歩可能 |
| 25~28℃ | 時間帯を選びたい |
| 28~30℃ | 短時間がおすすめ |
| 30℃以上 | 基本的には避けたい |
ただし、この表はあくまで目安です。
同じ28℃でも、
・湿度が高い日
・日差しが強い日
・アスファルトが熱い日
では危険度が大きく変わります。
「今日は28℃だから大丈夫」と考えるのではなく、愛犬が置かれる環境全体を見ることが大切です。
気温だけでは判断できない理由

地面は気温よりずっと熱くなる
犬は人よりも地面に近い場所を歩いています。
フライパンのような熱さとまでは言いませんが、人が素足で歩くのをためらうほど熱くなることもあります。
私たちは靴を履いているので気付きにくいですが、犬は肉球でその熱さを直接感じながら歩いています。
「気温はまだ30℃だから大丈夫」と思っていても、地面は想像以上に熱くなっていることがあるため注意が必要です。
実際にはどのくらい熱くなるの?
「アスファルトは熱くなる」と言われても、どのくらい熱いのかイメージしにくいですよね。
実は日差しの強い夏では、気温30℃前後でもアスファルトの表面温度は50〜60℃以上になることがあります。
さらに条件によっては70℃近くまで上がるケースもあります。
目安としては、次のようなイメージです。
| 気温 | アスファルトの表面温度の目安 |
|---|---|
| 25℃ | 約40〜50℃ |
| 30℃ | 約50〜60℃ |
| 35℃ | 約60〜70℃ |
もちろん、
・色の濃いアスファルト
・直射日光が当たる場所
・風が少ない日
など条件によって温度は変わります。
それでも、「気温より20〜30℃ほど高くなることがある」と考えると、地面の熱さがイメージしやすいのではないでしょうか。
だからこそ、散歩へ行く前は気温だけでなく、地面の温度も確認してあげることが大切です。
また、地面が熱くなることで肉球のやけどの危険性も高まるので注意が必要です。
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今日からできる「5秒ルール」
散歩へ行く前に、アスファルトへ手のひらを5秒ほど当ててみてください。
熱くて我慢できないなら、犬の肉球にはさらに大きな負担がかかっています。
そんな日は、
・時間帯を変える
・日陰が多いコースを選ぶ
・散歩を短時間にする
などの工夫をおすすめします。
私もこの方法を知ってからは、気温より先に地面を確認するようになりました。
土や芝生なら安心?

アスファルトと比べると、土や芝生は表面温度が上がりにくいため、肉球への負担は少なくなります。
もし散歩コースを選べるなら、夏は芝生や土の上を歩ける場所を選ぶのがおすすめです。
ただし、地面が涼しくても気温や湿度が高ければ熱中症のリスクはあります。
暑い日は散歩時間を短くしたり、水分補給や休憩を取りながら無理のないお散歩を心がけましょう。

湿度が高い日も危険
犬は人のように全身から汗をかけません。
主に舌を出して呼吸することで体温を下げています。
そのため、湿度が高い日は熱を逃がしにくく、熱中症のリスクが高まります。
気温がそれほど高くなくても蒸し暑い日は注意が必要です。
湿度が高い日は何%くらい?
一般的には、
| 湿度 | 犬への影響の目安 |
|---|---|
| ~60% | 比較的過ごしやすい |
| 60〜70% | 蒸し暑く感じ始める |
| 70〜80% | 熱中症に注意したい |
| 80%以上 | 特に注意が必要 |
と考えるとイメージしやすいでしょう。
もちろん、気温や風の有無によっても変わりますが、湿度70%を超えている日は特に注意したいと考えておくと安心です。
実は、犬は汗をかいて体温を下げることができません。
そのため、湿度が高いと、パンティング(ハァハァする呼吸)でも熱を逃がしにくくなります。
つまり、気温がそれほど高くなくても、湿度が高い日は犬にとってかなり暑く感じることがあるのです。
風がない日も暑さを感じやすい
風があるだけでも体温は下がりやすくなります。
逆に無風の日は熱がこもりやすく、犬も疲れやすくなります。
天気予報を見るときは気温だけでなく、風や湿度も少し気にしてあげると安心です。
犬種や年齢によっても変わる
同じ気温でも暑さの感じ方は犬によって違います。
特に注意したいのは、
・パピー
・シニア犬
・短頭種(フレンチブルドッグ・パグなど)
・被毛が厚い犬種
・持病のある犬
です。
若くて元気な犬でも油断はできませんが、これらに当てはまる犬は特に慎重に判断しましょう。
散歩前に確認したい5つのチェックポイント

私は夏場の散歩前に、この5つを確認しています。
・地面は熱くないか
・日陰の多いコースか
・飲み水を持ったか
・愛犬の体調はいつも通りか
・散歩する時間帯は適切か
全部完璧でなくても構いません。
「今日はいつもより暑そうだから短めにしよう」
そんな判断ができるだけでも十分です。
夏におすすめの散歩時間

夏はできるだけ気温が低い時間帯がおすすめです。
一般的には、
・朝早い時間
・日が沈んだ後
が散歩しやすいと言われています。
ただし、日が沈んだからといって、すぐに地面が冷えるわけではありません。
例えば真夏の猛暑日(35℃前後)では、
・18時頃 … まだかなり熱い
・19時頃 … 場所によっては熱い
・20〜21時頃 … 少しずつ冷えてくる
・22時以降 … ようやく歩きやすくなることも
というイメージです。
ですので「日が沈んだから大丈夫」ではなく、散歩へ行く前に手で地面を触って確認する習慣をつけると安心です。
こんな様子ならすぐ散歩を中止

散歩中に次のような様子が見られたら、すぐに涼しい場所へ移動しましょう。
・ハァハァが止まらない
・よだれが増えた
・歩きたがらない
・フラフラしている
・ぐったりしている
無理に歩かせるよりも、休憩を優先してください。
※犬の熱中症については、こちらで詳しく紹介しています。

私の暑い日の散歩ルール

私は気温だけで散歩に行くかどうかは決めません。
朝でも地面が熱ければ散歩を短くしますし、暑さが厳しい日は無理に歩かせず、家の中で遊ぶ日もあります。
「毎日必ず散歩しなければいけない」ではなく、
「今日は愛犬にとって安全かな?」を基準に考えるようになりました。
暑い日に無理をして体調を崩してしまっては、お互いにつらい思いをしてしまいます。
少し散歩を短くする勇気も、愛犬を守る大切な選択だと思っています。
まとめ
犬の散歩は「何℃だから危険」と一つの数字だけで判断できるものではありません。
気温だけでなく、
・地面の温度
・湿度
・風
・犬種や年齢
も合わせて考えることが大切です。
特に夏は、散歩へ行く前に5秒ルールで地面を確認する習慣をつけるだけでも、愛犬の肉球や熱中症対策につながります。
愛犬との散歩を長く楽しむためにも、その日の気温だけではなく、「今日は安全に歩けるかな?」という視点を大切にしてあげてください。
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