「犬と一緒に旅行へ行ってみたい!」
そんな楽しみな気持ちがある一方で、
「何を準備すればいいんだろう?」
「忘れ物はないかな?」
「初めての旅行でも大丈夫かな?」
と不安に感じる飼い主さんも多いのではないでしょうか。
犬との旅行は、荷物を準備するだけでは十分ではありません。
愛犬の体調や移動手段、宿泊先のルールなど、事前に確認しておきたいことがたくさんあります。
特に初めての旅行では、「もっと早く知っておけばよかった」と感じることも。
私も最初は「持ち物さえ準備すれば大丈夫」と思っていました。
しかし、旅行について調べていくうちに、車に慣れておくことや休憩場所を決めておくことなど、荷物以外にも大切な準備がたくさんあることに気付きました。
少し準備をするだけで、旅行当日の安心感は大きく変わります。
この記事では、犬との旅行を成功させるために出発前に確認しておきたいポイントを、チェックリスト形式で紹介していきます。
犬との旅行は「荷物」より「準備」が大切

犬との旅行というと、「持ち物リスト」を思い浮かべる方が多いかもしれません。
もちろん、忘れ物をしないことは大切です。
しかし、旅行がうまくいくかどうかは、実は荷物よりも事前準備で決まることが少なくありません。
例えば、
・車に乗ること自体を怖がってしまう
・宿泊施設で必要な証明書を忘れてしまう
・途中で休憩する場所を決めていなかった
・旅行当日に体調を崩してしまった
こうしたことは、持ち物を完璧に準備していても起こり得ます。
だからこそ、旅行は出発する当日ではなく、1〜2週間前から始まっていると考えることが大切です。
少しずつ準備を進めておけば、当日は余裕を持って出発でき、愛犬も飼い主さんも安心して旅行を楽しめます。
旅行前に確認したい7つのチェックポイント
旅行前に確認しておきたいことを、まずは一覧で見てみましょう。
このあと、それぞれのポイントを詳しく解説していきます。
・愛犬の体調を確認する
・ワクチン・狂犬病予防接種証明書を確認する
・持ち物を準備する
・移動手段に合わせた準備をする
・宿泊施設のルールを確認する
・休憩場所やルートを決めておく
・緊急時に備えておく

① 愛犬の体調を確認する
旅行では、普段より長時間の移動や慣れない環境で過ごすことになります。
そのため、まず確認したいのが愛犬の体調です。
旅行前には、次のような様子がないかチェックしてみましょう。
・食欲はあるか
・元気に歩いたり遊んだりしているか
・下痢や嘔吐はないか
・咳やくしゃみなど体調不良のサインはないか
少しでも体調に不安がある場合は、無理に旅行へ行かず、予定を変更することも大切です。
「せっかく予約したから…」
という気持ちになることもありますが、無理をして体調が悪化してしまっては、愛犬にとっても飼い主さんにとってもつらい思い出になってしまいます。
旅行はまた行くことができます。
まずは愛犬の健康を第一に考えましょう。
② ワクチン・狂犬病予防接種証明書を確認する
犬と泊まれるホテルやペンション、ドッグランでは、
・狂犬病予防接種済証
・混合ワクチン接種証明書
などの提示を求められることがあります。
施設によって必要な書類や接種時期の条件が異なるため、予約後に一度確認しておくと安心です。
また、証明書は「持っているつもり」でも、有効期限が過ぎていたり、自宅に置いたまま出発してしまったりするケースもあります。
旅行前に荷物へ入れておく、またはスマートフォンで写真を撮っておくなど、すぐ確認できるよう準備しておくと安心です。
③ 持ち物を準備する
旅行では、普段のお散歩よりも長い時間を愛犬と過ごすため、必要な持ち物も増えます。
とはいえ、「何でも持って行けば安心」というわけではありません。
荷物が多すぎると移動が大変になることもあるため、「本当に必要なもの」を優先して準備しましょう。
例えば、次のようなものは旅行の必需品です。
・フード・おやつ
・飲み水・給水ボトル
・食器
・リード・首輪・ハーネス
・トイレシート・うんち袋
・タオル
・ブラシ
・常備薬(服用している場合)
・お気に入りのおもちゃやブランケット
特に、普段使い慣れているブランケットやおもちゃは、初めての場所でも安心して過ごせるきっかけになることがあります。
旅行先では、知らない音やにおいに緊張してしまう犬も少なくありません。
そんなときに「いつものにおい」がするアイテムがあるだけで、落ち着いて過ごせることがあります。
持ち物については別の記事で詳しく紹介していますので、こちらも参考にしてください。
犬とのドライブで必要な持ち物リスト!忘れ物防止チェックリスト付き犬とのドライブで必要な持ち物をチェックリスト付きで分かりやすく紹介!必須アイテムから、あると便利なグッズ、季節別・目的別の持ち物も!
④ 移動手段に合わせた準備をする
犬との旅行では、移動手段によって必要な準備が大きく変わります。
「旅行だから」と一括りに考えるのではなく、利用する交通手段に合わせて準備しておくことが大切です。
▶︎ 車で旅行する場合

車での旅行は、自分たちのペースで移動できるのが大きな魅力です。
一方で、長時間の移動になることも多いため、事前の準備が旅行の快適さを左右します。
例えば、
・車に少しずつ慣らしておく
・車酔いしやすい犬は対策を考える
・ドライブボックスやキャリーを正しく設置する
・休憩場所をあらかじめ決めておく
・渋滞情報を確認しておく
などが大切なポイントです。
私も最初は、「車に乗せれば何とかなるかな」と思っていました。
でも調べていくうちに、車に慣れることや休憩の計画を立てることが、旅行を楽しむための大切な準備だと感じるようになりました。
旅行当日に慌てないためにも、できることは少しずつ準備しておくと安心です。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
犬を車に慣らす方法は5ステップ!嫌がる・怖がる子でも少しずつ練習できるコツ犬が車を嫌がる・怖がるときの慣らし方を5つのステップで解説。子犬・成犬それぞれのポイントや、原因別の対処法、やってはいけないことも。
犬を車に乗せるときの注意点10選!安全にドライブを楽しむためのポイント犬との安全ドライブ10のチェックポイント!車内での過ごし方や休憩のタイミング、季節ごとの対策、よくある質問まで。チェックリスト付き!
▶︎ 飛行機で旅行する場合

飛行機を利用する場合は、航空会社ごとに利用条件が異なります。
例えば、
・ケージのサイズ
・受け入れ可能な犬種
・預ける方法
・必要書類
などは事前に確認しておく必要があります。
また、犬にとって飛行機は普段経験しない環境です。
初めて利用する場合は、事前にかかりつけの動物病院へ相談しておくと安心です。
※飛行機で旅行するときの注意点については、別の記事で詳しく紹介予定です。
▶︎ 電車・新幹線で旅行する場合

公共交通機関を利用する場合は、利用ルールを事前に確認しましょう。
例えば、
・キャリーケースのサイズ
・顔を出してよいか
・ペット料金
・混雑時間帯
などは、交通機関によって異なります。
周囲への配慮も大切になるため、普段からキャリーケースに慣らしておくと安心です。
※電車・新幹線で旅行するときのポイントについても、別の記事で詳しく紹介予定です。
⑤ 宿泊施設のルールを確認する
「犬と泊まれる宿だから安心」
と思っていても、施設ごとにルールは大きく異なります。
旅行当日に困らないよう、予約後に一度確認しておきましょう。
例えば、確認しておきたいポイントは次のとおりです。
・狂犬病・混合ワクチン証明書は必要か
・ベッドやソファに乗せてもよいか
・食事会場へ同伴できるか
・ケージの持参は必要か
・ドッグランはあるか
・チェックイン・チェックアウト時間
・犬用アメニティはあるか
施設によっては、マナーウェアの着用が必要だったり、共有スペースでは必ずリードを付けるよう求められたりする場合もあります。
事前にルールを把握しておけば、当日になって慌てることもありません。
また、宿の周辺環境も確認しておくと安心です。
例えば、
・近くに散歩できる場所はあるか
・コンビニは近いか
・動物病院はあるか
なども見ておくと、現地で落ち着いて行動できます。
⑥ 休憩場所・ルートを決めておく
旅行では目的地ばかりに目が向きがちですが、実は「どこで休憩するか」を決めておくことも大切な準備の一つです。
特に車での旅行では、長時間同じ姿勢で過ごすことで、犬も人と同じように疲れがたまります。
そのため、出発前に休憩のタイミングや場所をある程度決めておくと安心です。
休憩の目安
一般的には、1〜2時間に1回程度を目安に休憩を取ると良いでしょう。
ただし、
・子犬
・シニア犬
・車酔いしやすい子
は、もう少し早めに休憩を取った方が安心な場合もあります。
大切なのは時間だけで判断するのではなく、
・落ち着いているか
・ハァハァしていないか
・トイレを我慢していないか
など、愛犬の様子を見ながら調整することです。
ルートも事前に確認しておこう
旅行当日に、「次のサービスエリアはまだかな?」と慌てて探すよりも、あらかじめ休憩場所を決めておくと気持ちにも余裕が生まれます。
例えば、
・サービスエリア・パーキングエリア
・ドッグランのある休憩施設
・散歩できる公園
・コンビニや道の駅
なども候補になります。
渋滞しやすい時期は、少し早めに休憩を取る計画にしておくのもおすすめです。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
犬とのドライブ中に渋滞したらどうする?慌てないための対処法犬とのドライブで渋滞に巻き込まれたらどうする!?出発前の準備、車内で確認したいポイント、やってはいけないこと、渋滞を避ける工夫まで!
犬とのドライブで休憩は必要?SA・PAでの過ごし方と注意点犬とのドライブで休憩は必要?休憩のタイミングやSA・PAでの過ごし方、季節ごとの注意点、NG行動、ドッグラン利用時の注意点もわかる!
⑦ 緊急時に備えておく
「旅行中に何かあったらどうしよう…」
そんな不安を感じる方もいるかもしれません。
もちろん、何も起こらないのが一番です。
でも、少しだけ準備をしておくだけで、もしものときも落ち着いて行動できます。
近くの動物病院を調べておく
旅行先で体調を崩した場合、土地勘がないと動物病院を探すだけでも時間がかかってしまいます。
出発前に、
・宿の近く
・観光地の近く
・夜間対応の病院
を調べておくと安心です。
スマートフォンの地図アプリで保存しておくと、いざというときもすぐに確認できます。
保険証や診察券を持参する
普段は使う機会がなくても、
・ペット保険証
・動物病院の診察券
なども一緒に持って行くと安心です。
また、現在飲んでいる薬がある場合は、旅行日数より少し多めに持参しておくと安心でしょう。
迷子対策も忘れずに
旅行先は、愛犬にとって初めて訪れる場所です。
慣れない環境では、驚いて逃げてしまう可能性もゼロではありません。
そのため、
・首輪やハーネスが緩んでいないか
・迷子札が付いているか
・マイクロチップ情報が最新か
なども確認しておくことをおすすめします。
「何も起きないだろう」ではなく、「もしもの備え」として考えておくと安心です。
旅行では、移動だけでなく、初めて訪れる場所や宿泊施設など、普段とは違う環境で過ごすことになります。
そのため、旅行前に少しずつ新しい場所に慣れておくと、当日の緊張を和らげやすくなります。
例えば、
・少し遠くの公園へ行ってみる
・ドッグカフェで落ち着いて過ごす練習をする
・ドッグランで他の犬や人がいる環境に慣れる
・テラス席のあるカフェで休憩してみる
など、短時間のお出かけから始めるだけでも十分です。
「初めて」を旅行当日にまとめて経験するより、少しずつ経験を増やしておくことで、愛犬も飼い主さんも安心して旅行を楽しめますよ。

私も最初は「旅行当日が初めての経験でも大丈夫だろう」と思っていました。
でも、近場のお出かけを少しずつ重ねてから旅行へ行く方が、お互いに余裕を持って楽しめるなと感じました。
出発当日にもう一度確認したいこと

旅行当日は、楽しみな気持ちでつい急いでしまいがちです。
そんなときこそ、一度落ち着いて最終チェックをしてみましょう。
出発前に確認したいポイントはこちらです。
・愛犬は元気そう?
・朝ごはんはいつもどおり食べた?
・トイレは済ませた?
・飲み水は準備した?
・リード・首輪・ハーネスはある?
・ワクチン証明書など必要書類はある?
・宿泊先やルートを再確認した?
・エアコンなど車内環境は快適?

「完璧」を目指さなくても大丈夫
旅行前は、
「あれも準備しなきゃ」
「これも忘れているかも」
と不安になってしまうこともあります。
でも、すべてを完璧に準備する必要はありません。
私も旅行の準備を考え始めた頃は、「忘れ物をしたらどうしよう」と気になっていました。
ですが、事前にチェックリストを作って一つずつ確認するようになってからは、慌てることが少なくなりました。
旅行で一番大切なのは、忘れ物をゼロにすることではなく、愛犬と一緒に安心して楽しめることです。
少し余裕を持って準備を進めるだけでも、当日の気持ちは大きく変わります。
初めての犬との旅行で大切なのは「完璧」より「余裕」

初めて愛犬と旅行へ行くときは、
「忘れ物はないかな?」
「ちゃんと楽しんでくれるかな?」
「車酔いしたらどうしよう…」
など、不安になるのは当然です。
私も旅行について調べ始めた頃は、「持ち物さえ準備すれば大丈夫」と思っていました。
でも実際には、
・車に慣れておく
・宿のルールを確認する
・休憩場所を決めておく
・万が一に備えて動物病院を調べておく
など、「荷物以外の準備」がたくさんあることに気付きました。
だからこそ、旅行は出発した瞬間から始まるのではなく、準備を始めたときから始まっています。
一度にすべてを準備する必要はありません。
旅行までの日数に余裕があるなら、少しずつ準備を進めていくだけでも、当日は落ち着いた気持ちで出発できます。
愛犬にとっても、飼い主さんが慌てずに行動していることが安心につながります。
「完璧な旅行」を目指すのではなく、愛犬と一緒に楽しい思い出を作ることを一番大切にしてくださいね。
よくある質問(FAQ)
Q. 犬との旅行は何日前から準備を始めればいいですか?
A.できれば1〜2週間前から少しずつ準備を始めるのがおすすめです。
特に車で旅行する場合は、車に慣らす練習や車酔い対策など、前日だけでは難しい準備もあります。
持ち物だけでなく、愛犬の体調や宿泊施設のルールも早めに確認しておくと安心です。
Q. 初めてなら日帰り旅行の方がいいですか?
A.はい。
愛犬がまだ旅行に慣れていない場合は、まずは日帰りや近場へのお出かけから始めるのがおすすめです。
短時間の移動や短い滞在を経験しておくことで、愛犬も旅行に慣れやすくなります。
慣れてきたら、少しずつ宿泊旅行へステップアップすると安心です。
Q. 車酔いしやすい犬でも旅行できますか?
A.車酔いしやすい子でも、旅行を楽しめるケースは多くあります。
車に慣れる練習をしたり、こまめに休憩を取ったりすることで、負担を軽減できることがあります。
症状が強い場合は、無理をせず、事前に動物病院へ相談することも検討しましょう。
詳しい対策は、こちらの記事で紹介しています。
犬が車酔いしたらどうする?原因・症状・対処法・予防法はコレ!犬の車酔いの原因や症状、予防法、車酔いした時の対処法はコレ。初期症状の見分け方や休憩の目安、薬が必要なケース、よくある質問にも回答!
Q. 飛行機や新幹線で旅行するときも同じ準備でいいですか?
A.健康チェックや持ち物の準備など、共通する部分は多くあります。
ただし、飛行機や新幹線では利用ルールや必要な準備が異なるため、事前に確認しておくことが大切です。
それぞれの移動手段については、別の記事で詳しく紹介する予定です。
Q. 旅行前に動物病院へ行った方がいいですか?
特に体調に問題がなければ、必ず受診する必要はありません。
ただし、
・シニア犬
・持病がある犬
・初めての長距離旅行
・車酔いが心配な犬
などの場合は、一度かかりつけの動物病院へ相談しておくと安心です。
まとめ
犬との旅行を成功させるためには、荷物を準備するだけでなく、愛犬が安心して過ごせる環境を整えることが大切です。
最後に、今回ご紹介したポイントを振り返ってみましょう。
・愛犬の体調を確認する
・ワクチンや必要書類を確認する
・持ち物を準備する
・移動手段に合わせた準備をする
・宿泊施設のルールを確認する
・休憩場所やルートを決めておく
・緊急時に備える
・出発前にもう一度チェックする
すべてを完璧にこなそうとしなくても大丈夫です。
一つひとつ準備を進めていけば、当日はきっと余裕を持って出発できます。
ぜひこの記事をチェックリスト代わりに活用して、愛犬との旅行を思い切り楽しんでください。








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