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「犬のシャンプー、これで合っているのか不安…」
「しっかり洗っているのに、なぜか臭いが残る」
このように感じている方は少なくありません。
犬のシャンプーは、回数だけでなく“やり方”がとても重要です。
間違った方法で洗ってしまうと、体臭が悪化したり、皮膚トラブルの原因になることもあります。
逆に言えば、正しい手順を知っていれば、特別な道具や技術がなくても自宅でしっかりケアすることができます。
実は、ちょっとした順番とコツを意識するだけで、仕上がりや臭いの残り方は大きく変わるんです。
シャンプー前の準備|失敗しないためにやっておきたいこと

犬のシャンプーは、いきなり洗い始めるよりも、事前の準備をしておくことでスムーズに進みます。
特に慣れていない場合は、この準備ができているかどうかで「うまくできるか」が大きく変わります。
ここでは、シャンプー前に準備しておきたいものと、事前にやっておくことを分けて解説します。
準備しておきたいもの
シャンプー中に「あれが足りない」と動き回ると、犬が不安になったり、途中で嫌がる原因になります。
あらかじめ手の届く場所にまとめておきましょう。
・犬用シャンプー
・タオル(2〜3枚あると安心)
・ドライヤー
・ブラシ
・滑り止めマット(浴室や洗い場に敷くと安心)
特に滑り止めは意外と重要で、足元が安定するだけで犬のストレスが軽減されます。
怖がりな子ほど効果を感じやすいポイントです。
シャンプー前にしておくこと
準備が整ったら、いきなり濡らすのではなく、いくつか事前にやっておくことでシャンプーがスムーズになります。
ブラッシング
シャンプー前にしておいて欲しいことの1つ目はブラッシングです。
ブラッシングをしておくことで、毛のもつれや抜け毛を取り除き、シャンプー中の絡まりを防ぎ、泡が全体に行き渡りやすくなります。
結果として、汚れ落ちも良くなります。
シャワーの温度調整
2つ目は、シャワーの温度を調整です。
犬の皮膚はデリケートなため、熱すぎるお湯は刺激になります。
35〜37℃程度のぬるま湯にしておくと安心です。
ドライヤーに慣れる
3つ目はドライヤーです。
ドライヤーの位置やコードの取り回しも確認しておくと、乾かすときに慌てずに済みます。
特に初めての場合は、事前に少しだけ音を聞かせて慣らしておくのも効果的です。
ワンポイント
初めてシャンプーをする場合や、苦手な犬の場合は「短時間で終わらせること」を意識するとスムーズです。
最初から完璧を目指すよりも、「今日はここまでできた」という成功体験を積み重ねていく方が、結果的に落ち着いてシャンプーできるようになります。
正しいシャンプーの手順(洗う順番とコツ)

ここでは、犬への負担を減らしながら、汚れや臭いをしっかり落とすための基本の流れを解説します。
洗う順番を意識するだけでも、嫌がりにくさや仕上がりが変わってきます。
① ぬるま湯でしっかり予洗いする
最初に全身を35〜37℃のぬるま湯でしっかり濡らします。
被毛の表面だけでなく、根元まで水を通すのがポイントです。
1〜2分ほどかけて丁寧に行いましょう。
ここが不十分だと、泡がなじみにくくなり、洗い残しの原因になります。
② シャンプーは泡立ててから使う
シャンプーは直接体につけるのではなく、手のひらで軽く泡立ててから使います。
原液のまま使用すると刺激が強くなりやすく、皮膚トラブルにつながる可能性があります。
特に皮膚が弱い犬の場合は、このひと手間がとても重要です。
泡で包み込むように洗うことで、優しく汚れを落とすことができます。
③ 体から洗う(背中→首→お腹の順)
いきなり顔や足からではなく、体から洗い始めるのが基本です。
背中→首→お腹の順で、泡で包み込むように優しく洗います。
体は触られることに比較的慣れているため、ここでリラックスさせることで、その後の工程がスムーズになります。
④ 足・脇・しっぽの付け根を丁寧に
次に、汚れが溜まりやすい部分を丁寧に洗います。
・足先(肉球の間も軽く)
・脇の下
・しっぽの付け根
・お腹まわり
これらの部分は見落としやすく、臭いの原因になりやすいポイントです。
爪を立てず、指の腹で優しくマッサージするように洗いましょう。
⑤ お尻まわりは後半にしっかり
肛門まわりなどのお尻部分は汚れが付きやすいため、後半にまとめて洗うと効率的です。
先に洗ってしまうと、その後の工程で汚れが広がることがあります。
強くこすらず、やさしく丁寧に洗うことを意識してください。
⑥ 顔は最後にやさしく洗う(ここがポイント)
顔まわりは多くの犬が嫌がりやすい部分です。
そのため、必ず最後に回すのが基本です。
洗い方のコツは以下の通りです。
・シャワーを直接かけない
・手やガーゼにお湯を含ませて拭くように洗う
・目・鼻・口に水が入らないよう注意する
特に目の周りはデリケートなので、無理にこすらず優しくなじませる程度で十分です。
「しっかり洗わないと」と思いすぎると嫌がる原因になるので、短時間で終えることを意識するとスムーズです。
⑦ しっかりすすぐ(洗い以上に重要)
すすぎはシャンプーの中で最も重要な工程です。
シャンプー成分が残ると、体臭やかゆみの原因になります。
目安としては、洗った時間の2倍を意識すると安心です。
特に流し残しが多い部分は、
・耳の後ろ
・脇の下
・内もも
このあたりは意識してしっかり流しましょう。
⑧ タオルドライ→ドライヤーで完全に乾かす
洗い終わったら、まずタオルでしっかり水分を取ります。
ゴシゴシこするのではなく、押さえるように拭くのがポイントです。
その後、ドライヤーで根元までしっかり乾かします。
半乾きの状態は雑菌が増えやすく、臭いの原因になります。
特に毛が密集している部分は乾きにくいので、風を当てながら丁寧に乾かしましょう。
ドライヤーの順番と乾かし方のコツ
犬を乾かすときは、「体 → 足 → お腹 → お尻 → 顔」の順で進めるとスムーズです。
特に顔まわりは嫌がりやすいため、最後に短時間で仕上げるのがポイントです。
また、風は毛の表面ではなく根元に当てるように意識すると、乾きムラを防ぐことができます。
ここまでで手順通りにできるかな・・・と不安になった方もいるかもしれません。
ですが、ひとつずつ順番に行えば大丈夫です。
もし順番がわからなくなってしまった場合には、”最後はお顔”というポイントさえ守ればOKです!
犬種・タイプ別のシャンプーの注意点

犬は見た目や毛質によって、皮膚の状態や汚れ方が異なります。
ここでは、代表的なタイプごとにシャンプー時の注意点を解説します。
毛が長い犬(長毛種)
例:トイプードル、シーズーなど
毛が長い犬は、汚れや皮脂が毛に絡みやすく、もつれも起きやすいのが特徴です。
シャンプー前のブラッシングをしっかり行わないと、洗っている最中に毛玉ができやすくなります。
また、乾かしが不十分だと臭いの原因になりやすいため、ドライヤーで根元までしっかり乾かすことが特に重要です。
毛が短い犬(短毛種)
例:柴犬、ラブラドールなど
短毛種は一見お手入れが簡単そうに見えますが、皮脂が直接皮膚に残りやすく、ベタつきや臭いが出やすい特徴があります。
ゴシゴシ洗いたくなりますが、強くこすると皮膚を傷つけてしまうため、やさしく洗うことが大切です。
また、すすぎ残しが目立ちにくい分、意識してしっかり流すことが重要になります。
皮膚がデリケートな犬
例:フレンチブルドッグなど
皮膚が敏感な犬は、シャンプーの刺激でトラブルが出やすい傾向があります。
洗いすぎを避けることはもちろん、低刺激のシャンプーを使用することが重要です。
また、ゴシゴシ洗わず、泡で包むように優しく洗うことを意識してください。
少しでも赤みやかゆみがある場合は、無理に頻繁に洗わず様子を見ることも大切です。
においが出やすい犬
例:脂性肌の犬、皮脂分泌が多い犬
皮脂の分泌が多い犬は、ベタつきや体臭が出やすい傾向があります。
そのため、汚れが溜まりやすい部分を丁寧に洗うことが重要ですが、頻度を増やしすぎると逆効果になることもあります。
洗い方を見直すことや、状態に合ったシャンプーを選ぶことも大切なポイントです。
正しい方法で洗っても臭いが気になる場合は、シャンプー自体が合っていない可能性もあります。
体臭対策におすすめのシャンプーについては、こちらで詳しくまとめています。
シャンプーで体臭が改善しない場合
正しい方法でシャンプーをしても、体臭が気になる場合は別の原因が関係している可能性があります。
例えば、皮膚の状態や生活環境、食事なども体臭に影響します。
根本的に改善したい場合は、フードの見直しについてもチェックしてみてください。
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よくある悩みと対処法(Q&A)

Q1. シャンプーを嫌がって暴れてしまいます。どうすればいいですか?
シャンプーに慣れていない犬は、水や音に驚いて嫌がることがあります。
無理に押さえつけてしまうと、「シャンプー=怖いもの」と覚えてしまう原因になります。
まずは短時間で終わらせることを意識し、優しく声をかけながら進めてみてください。
最初から完璧を目指すのではなく、「今日は体だけ」「次は顔も」など、少しずつ慣らしていくことが大切です。
Q2. しっかり洗っているのに臭いが残ります。なぜですか?
この場合、洗い方よりも「すすぎ不足」や「乾かし不足」が原因になっていることが多いです。
シャンプー成分が残っていると雑菌が増えやすくなり、体臭の原因になります。
また、半乾きの状態も臭いが出やすくなります。
一度、すすぎの時間を増やし、ドライヤーでしっかり乾かせているかを見直してみると改善することがあります。
それでも気になる場合には、こちらの記事も参考にしてみてください。

Q3. どのくらいの力で洗えばいいですか?
「しっかり洗わないと」と思うほど、つい力を入れてしまいがちですが、強くこする必要はありません。
犬の皮膚はデリケートなので、爪を立てずに指の腹でマッサージするように洗うだけで十分です。
泡で包み込むように洗うイメージを持つと、皮膚への負担を減らしながら汚れを落とすことができます。
Q4. 顔をうまく洗えません。嫌がらせずに洗う方法はありますか?
顔まわりは多くの犬が嫌がりやすい部分です。
無理にシャワーをかけるのではなく、手やガーゼにお湯を含ませて拭くように洗うとスムーズです。
また、顔は必ず最後に回し、短時間で終わらせることも大切です。
目や鼻に水が入らないように注意しながら、やさしく行いましょう。
Q5. 自宅でのシャンプーとトリミングサロン、どちらが良いですか?
どちらにもメリットがあります。
自宅でのシャンプーは、愛犬のペースに合わせて行える点がメリットです。
一方で、トリミングサロンはプロの技術でしっかりケアしてもらえる安心感があります。
無理にどちらかに決める必要はなく、「普段は自宅、定期的にサロン」といった使い分けもおすすめです。
Q6. 犬のシャンプー頻度はどれくらいが正解ですか?
一般的には月1〜2回が目安とされていますが、すべての犬に当てはまるわけではありません。
ベタつきや臭いが気になる場合は間隔を少し短くし、乾燥しやすい場合は間隔を空けるなど、状態に合わせて調整することが大切です。
「何回洗うか」よりも、「今の状態に合っているか」で判断するようにしましょう。
こちらの記事では、その子の状態に合わせたシャンプーのおすすめ頻度を紹介しています。

Q7. シャンプーを毎週しても大丈夫ですか?
清潔に保ちたい気持ちから毎週洗いたくなることもありますが、基本的には洗いすぎになりやすい頻度です。
皮膚のバリア機能が低下し、乾燥や体臭の悪化につながることもあります。
もし1週間で臭いが気になる場合は、頻度を増やすのではなく、洗い方や乾かし方、生活環境を見直してみることをおすすめします。
Q8. 人間用のシャンプーを使ってもいいですか?
人間用のシャンプーは犬の皮膚には刺激が強すぎるため、使用はおすすめできません。
犬は人よりも皮膚が薄くデリケートなため、犬専用に作られたシャンプーを使うことが大切です。
低刺激タイプを選ぶことで、皮膚トラブルの予防にもつながります。
Q9. シャンプー後にフケが出てしまいます。なぜですか?
フケが出る原因として多いのは、洗いすぎや乾燥、すすぎ残しです。
特に洗いすぎは皮膚の油分を必要以上に落としてしまい、乾燥を引き起こします。
頻度を見直したり、やさしく洗うこと、しっかりすすぐことを意識することで改善する場合があります。
Q10. シャンプー後すぐに外に出ても大丈夫ですか?
完全に乾いていれば問題ありませんが、半乾きの状態で外に出るのはおすすめできません。
湿った状態は雑菌が繁殖しやすく、体臭や皮膚トラブルの原因になります。
特に寒い季節は体温低下のリスクもあるため、必ずしっかり乾かしてから外に出すようにしましょう。
まとめ

犬のシャンプーは、特別な技術が必要なものではありません。
正しい順番とポイントを押さえるだけで、自宅でもしっかりケアすることができます。
「ちゃんとできるか不安」と感じていた方も、一つひとつの工程を意識するだけで、仕上がりは大きく変わってきます。
最初から完璧を目指す必要はありません。
できるところから少しずつ取り入れていくことで、愛犬にとっても負担の少ないシャンプーができるようになります。
焦らず、愛犬のペースに合わせながら、無理のないケアを続けていきましょう。
体臭が気になる方は、こちらもチェック ▶︎








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